作成日：2021年3月29日

動かないは嘘！？ハシビロコウの性格診断をして見えてきたこと

動かないことで有名なハシビロコウですが、なぜ動かないのか？
ハシビロコウをキャラクターにしたらどんな性格？勝手に考えてみました。

「靴くちばし」、「くじら頭」が名前の由来となったハシビロコウ。分類はペリカン目ハシビロコウ科と1種1科のとても珍しい鳥で、動かないことで有名なのですが、実際に動物園で見てみると意外!?に動いているんです。独特な愛嬌を感じるハシビロコウについてちょっと深掘りしてみました。

●ハシビロコウの生態

平均気温が18度から34度と1年を通して暖かいアフリカ中央部の奥地の湿地帯に生息しています。体長は1.2m、翼を広げると2.5mにもなります。鳥としては大きいですね。肺魚（ハイギョ）など魚を好み、カエルなどの哺乳類も食べます。

さて、なぜ動かないことで有名になったのでしょうか。

ハシビロコウはとても足が長い鳥です。浅い水辺に立ち魚が足元に来るまでじっと待っています。好物の肺魚はこちらも魚としては珍しく肺を持っており、呼吸をするために水面に上がってきます。その肺魚を狙うためにピタッと固まったまま数時間も経つことがあるそう。動かないのは狩りのためだったのです。

●那須どうぶつ王国のハシビロコウに会ったことがあるのですが、、、

絶滅危惧種に指定されているハシビロコウですが、日本では7箇所の動物園で飼育されており、その生態が観察できます。以前、那須どうぶつ王国のハシビロコウ「カシシ」に会ってきました。その日はあいにくの小雪でしたが、暖かい室内でハシビロコウなどの動物を見られるのが嬉しいです。さて初対面。と、羽を広げながらゆっくり歩いてる。あれれ、動かないのでは？と思っていた矢先、ついでに5mくらい飛ぶ。。ハシビロコウは動かない先入観が崩壊しました。ちなみにカシシは毎日のルーティン「出勤退勤」で有名ですね。

ハシビロコウの他にもマヌルネコなど珍しい動物が近くで観察できる、那須どうぶつ王国はこちらから。

●ハシビロコウをキャラクターにしてみたら人間分析になってしまった

株式会社ルカンではキャラクターデザインの企画もあります。今回ハシビロコウについて調べたのも、「ハシビロコウさん」というキャラクターの企画を進行させるためでした。「意外」なハシビロコウをキャラにしたらこんな設定かな！？
・基本的にマイペースでボ〜っとしている
・顔つきが怖いので勘違いされ気味だが優しくおっとりしている
・頼りがいがある
・怒らせると怖い！？
キャラクターのデザインをする時は、想像の深掘りがとても大切で、細かいところまで性格や特徴を設定していきます。そこで重宝するのが、性格診断。↑上の設定に基づき、性格診断MBTIをやってみたところ、ハシビロコウさんは、内向的で現実型、道理型で自己主張型な「擁護者」らしいです。。。16Personalities性格診断テストは数値で特徴が見られるので自己分析におすすめですよ。

16Personalities性格診断テスト

●まとめ

今回は、珍獣ハシビロコウについて紹介＆性格診断に触れました。こんな時だからこそ、何かに没頭しながらゆったりとした時間を過ごすことが大切ではないでしょうか。商品企画やキャラクターデザインも同じで、性格の設定を綿密にしたりと、時間を掛けて磨き上げていくものです。みなさんも１つのことを深掘りして新しい発見を体験してみてはいかがでしょうか。